秋山晟『空になる青』――うつくしい子供

力強く、もろく、素直じゃないけどストレートな君たちの交わす言葉は、一歩離れて見ている私たちには痛く、でもやっぱり、どうしてもあたたかい。内側に、光るクラックを包んでいる透明な結晶をひとつ、いただきました。 芦奈野ひとし「青の子供達」*1 *1:秋山晟『空になる青』、講談社、1996年、228頁。