読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ΕΚ ΤΟΥ ΜΗ ΟΝΤΟΣ

熱い自分語り

市民図書館にまつわる自分語り

思えば、これまでの人生で、ずいぶんと色んな道を走ってきた。国道、バイパス、裏道に獣道。靴底や自転車のホイール越しに感じたそれらの道の感触は、俺の中のいちばん深いところに沈み、今もなお、耳をすませば辛うじて聞こえる位の微かな声で、何か楽しげ…

泉図書館にまつわる自分語り

その朝、唐突に学校をサボろうと決めた。確か高校の決まりでは、三分の二以上出席していれば進級・卒業できるはずだった。一日くらいサボっても死にはしない。なら今日はサボろう。そう決めた。 何食わぬ顔で朝食を食べ、何食わぬ顔で弁当を受け取る。まずは…

若林図書館にまつわる自分語り

家から絶妙な距離だった。自転車で40分くらいだったろうか。橋を二つ越えると、街中なのに緑がやたらに多い場所がひらく。まず目に入るのは長崎屋。それからバイク屋。車屋だったか? 少なくとも、レッドバロンでないことは確かだ。そのまま真っ直ぐ行けば泉…

記憶と星座

ヨコハマ買い出し紀行ドラマCDオーダー13に入っているGONTITIのa summer’s melody。その歌詞で、自分の一番好きだったところに”to the sand and the sea”というのがあった。この”sea”の後の間に何とも言えぬ余韻があってよかったのだ。しかし、このたびa sum…

夜更かし気晴らしカントリーマアム

眠れない時には無理に寝ないで、勉強でもすればいいんだ。そう言っていたのは、高校の時の理科の先生だった。伊奈かっぺいをちょっとふっくらさせたような風貌で、ギターが大好きな音楽狂だった。よく授業にギターを持ち込んで、化学や生物の事項について、…